「あい内科クリニック」紹介ページ

HOSPITAL INFO ナース版

vol.145

あい内科クリニック

住所
〒578-0931
大阪府東大阪市花園東町2丁目6番35号
TEL
072-943-1206
  • 施設の特徴
  • トップインタビュー
  • 職場訪問
  • 先輩ナースによるリアルトーク

施設の特徴

施設の特徴

石崎:外来を午前診、午後診と行っていますが、午前診と午後診の間の時間に訪問診療をさせていただいています。ほかの医師も含めたスタッフで、約300人の施設患者さんを受け持っています。その中には外来に来られる患者さんもいらっしゃいますが、多くは訪問診療の方々ですね。外来と訪問診療の両方に力を入れているのが特徴です。

瓦井:地域に合った医療、患者さんの希望に沿える医療、在宅医療などの高齢化に対応できる医療を目指しています。

施設の歩み、沿革

石崎:開業して、もうすぐ2年になるところです。私は勤務医時代の、呼吸器や消化器を専門にしていました。その後、リハビリテーションの病院に勤務したり、開業医の先生のお手伝いをしたり、施設を回ったりなどで、急性期病院から施設、リハビリ、在宅、外来に至るまで幅広い医療機関に勤務し色々なケースに対応して診てきました。そして、独立を考えていたところ、ここの皆さんとご縁があり、開業に至りました。患者様の各々状況に応じて医療を考えていければと思います。

瓦井:違うところで一緒に働いている何人かがいて、院長をしてくれる医師を探していましたところ、ご縁があって2014年4月に開業しました。名前の由来は「和気あいあいと、愛情を持って、患者さんに接する」というテーマのもとで、「あい内科クリニック」としました。

トップインタビュー

施設が抱えている課題

石崎:多くの患者さんを受け持っていますが、患者さんの個々の考え方も違いますし、ご家族さんなどの意向や希望なども異なりますが、それぞれの患者さんにできるだけマッチした医療を展開できればと思っています。その辺りが課題でしょうか。人数が多くなりますと、時間がかかったり、手際よくいかないことがあったり、思わぬことも生じますね。そういったことでも臨機応変に、かつ円滑に、効率よく対応していきたいです。

瓦井:施設の在宅患者さんを抱え、24時間体制で協力のもと、日々、穴を空けることなく、手厚くフォローしたいですね。回診日以外の日の人員確保が課題です。

求められる看護師像

石崎:心身ともに健康で、スタッフや患者さん、施設の方々とうまくコニュニケーションを取れる方がいいですね。

瓦井:終末期を迎える患者さんやご家族のフォローは看護師ならではの仕事です。家庭を大事にしながら働いていらっしゃる方が多いのは理解できますが、「どうしたらいいかな」、「こうしたらいいかな」ということを考え、優先順位の一位に仕事をもってこられる方となりますと、子どもさんが大きくなって、手が離れた方になってしまいますね。したがって、40代ぐらいの方がいいでしょうか。できれば運転できる方も望ましいです。

石崎:訪問診療をするうえでは、どうしても雨の日や夜中もありますし、看取りなどもありますから、運転免許がある方が有り難いですね。

瓦井:夜中などに運転手さんが出動するときもあるんですが、気になる患者さんを少しの時間でも看にいきたいというときに、誰かに声をかけるのは気を遣ってしまいますしね。

今後の展開

石崎:特別な計画はなく、今まで行っていきたことを充実させていきます。これから世の中自体が変わりますので、医療も変わるでしょう。どちらの方向に行くのかは分かりませんが、高齢者を自宅で診ることができにくい状況にはなるでしょうね。急性期病院がそういった状況に携わる機会が減りますので、我々のような地域医療の役割が大きくなるはずです。そういう変化に臨機応変に対応できる医療を展開していかざるをえないですし、病院とは役割が異なりますので、我々のできる範囲でどれだけ貢献できるのかを模索していくことになるかと思います。

入職を希望する看護師へのメッセージ

石崎:スタッフ全員の気持ちとしては「一緒にやってみませんか」ということです。分からないことは分からないとざっくばらんに言っていただければ、一緒に回ったり、相談しながら仕事していける環境を作っています。

瓦井:在宅医療の経験が豊富な看護師のそばで学べますよ。在宅医療に着目されている看護師にはお勧めです。

石崎:「これだけはしなくてはいけない」というノルマは当然ありますが、徐々に慣れていく中で「こうしてあげたら、もっと良くなるのかな」ということをご自分で発見して、対応していただければと思っています。

瓦井:色々な雰囲気の施設がありますので、少しずつ馴染んでいただいて、自分がやりやすいように工夫してくだされば嬉しいです。仕事ができなかったときに「なにくそ」と思える看護師が在宅医療に向いていて、めげてしまう人は向いていません。在宅医療の看護は自分で看て、院長と診察して、自分である程度の判断ができないといけないんですね。そこにはプライドが必要です。

石崎:時間を犠牲にする面がどうしてもありますね。若干の縛りはありますから、それを遣り甲斐と感じるのか、マイナスと捉えるかの差でしょうか。

瓦井:在宅医療はそういうものですよね。看護師だけが車で行く場合は夜中は20分以内と決めていますので、遠いところには行かないようにしています。

石崎:そうなると、ご自宅の住所の問題もありますし、やはり運転ができた方がいいですね。

瓦井:駆けつけられる範囲となりますと、東大阪市内だと石切や八尾市ぐらいまでですので、すごく広いわけではありません。

石崎:メッセージというよりは「こんな人が有り難いです」という答えになってしまいましたね(笑)。

職場訪問

看護師と他職種間の連携

西面:他職種といっても、院長と看護師しかいません。看護部長などは置いていないので、院長と各看護師が直接、やり取りをするような環境です。些細なことでも相談できる体制を院長自身がとっておられます。

職場の雰囲気

西面:大所帯ではありませんから、和気あいあいと皆で何でも言えるよう、お互いをサポートできるような体制を取っています。とても明るいスタッフばかりなので、仕事しやすいですよ。

先輩ナースによるリアルトーク

施設に入職したきっかけ

西面:以前からのご縁があったんです。

現在の仕事内容

西面:入居者の医療管理や訪問診療に同行することです。健康管理、熱が出たときなどの状態確認など、一人で判断がつきにくいときは、一緒にいるペアの人と協力、相談し合い、報告するといった形をとっています。

仕事の遣り甲斐

西面:高齢者の方、医療介護を必要とされる方に安心して生活を送ってもらっていることです。

勉強になっていること

西面:様々な疾患症例について学ぶことができ、勉強になっています。

新人へのサポート

西面:スタッフは皆、仲が良く、プロ意識が高いので、経験を活かして連携し、サポートし合っています。一人で行くこともありますが、ペアで動いていることが多いので安心です。施設によって対応も変わるため、慣れるまでの間はマンツーマンで教育します。最初は色々な施設を見て回り、経験してもらうので、決して一人で不安だということはありません。

福利厚生

西面:一般的な内容は問題ありません。夏の慰労会や忘年会があるので、美味しいものが食べられます(笑)。

今後の目標

西面:利用者さんが安心して生活を送ってもらえるよう、私も日々勉強したいと思います。

入職を考えている看護師へのメッセージ

西面:一人一人がスキルアップできる職場です。スタッフ皆でサポートしていますから、働きやすい環境ですね。元気で明るい人を待っていますので、不安がらずに来てください。

ピックアップバナー
コンテンツ
  • 黒岩知事インタビュー
  • ホスピタルインフォ
  • ビギナース
  • Re:ナース40

Cafe de Nurseおすすめコンテンツ


黒岩祐治プレミアムインタビュー

ナース漫画【ビギナース】

ナース漫画【半熟ナース、病棟を行く】

スーパードクターエッセイ