世界には、戦争や紛争で国を追われたり、飢餓や貧困に苦しむ人々がたくさんいます。1970年の国連総会決議で国際ボランティア計画(UNV)が設立され、2001年は国際ボランティア年と位置づけられるなど、国連では開発協力におけるボランティア活動の支援が続けられています。
国内外において、政府計組織のほかNPO(非営利団体)、NGO(非政府団体)といった数多くの団体が活動しております。
国際ボランティアは、「難民救済」「環境保全」「農業指導」「人材育成」「教育支援」「医療支援」など、人が生きていくために必要な様々の支援を行っています。また、海外での活動、地域での活動だけでなく、募金に参加するなど様々な形で「国際ボランティア」に関わることもできます。
期間は3ヶ月から半年、長いもので2年に及ぶものもあります。専門的な技術や知識が求められる場合がほとんどになり、医療機関、農業技術、工業技術、土木建築、教育文化などの分野で即戦力となれるような人材が求められる事になります。
1〜4週間程度の期間が一般的です。NPO団体やNGO(非政府組織)団体が活動の理解を深めるために実施している「ワークキャンプ」と呼ばれる短期ボランティア活動などもあり、環境保護、語学指導、農作業などの実務を体験できます。
ここ数年、日本でもボランティアが注目され、身近な活動として浸透しつつあります。「技術を活かしたボランティア活動がしたい」とお考えの看護師の方も多くおられるのではないでしょうか?
ボランティア参加の第一歩は、活動を主催する団体に対して連絡をとることです。ホームページを開設している団体も多く、自分の望む活動をしている団体をさがすことが出来ます。
当サイトでも医療支援活動を行っている団体を紹介しておりますのでご参考ください。